Delheim(デルハイム)| ピノタージュのロゼを世界で初めて生産した革新的ワイナリー

ピノタージュのロゼを世界で初めて生産した革新的ワイナリー Delheim(デルハイム)

世界で初めてピノタージュのロゼを造った
伝説のワイナリー

ピノタージュとは

出典:
https://www.decanter.com/wine/grape-varieties/pinotage/

ほんの一握りの栽培家の信念で返り咲いた
チャンピオン品種

南アフリカを代表する品種。1925年に、南アのブドウ栽培学第一人者だったペロード教授がピノ・ノワールとサンソーを交配し誕生させました。1959年ケープワインショーでピノタージュを使ったワインがチャンピオンになり、初めて世間に認識されました。
しかし、英国のマスターオブワインのグループ一行が南アフリカに訪れた際、ピノタージュはアセトン(除光液)のような不快な香りがすると批評。その後ピノタージュは畑から抜き去られ、新たに苗木が植えられることはありませんでした。
その中で、忠誠を誓ったほんの一握りの栽培家がピノタージュを造り続けていました。ふたたび脚光を浴びたのは、その約10年後ダイナースクラブが主催するワインメーカー・オブ・ザ・イヤー選定会でマスコミが興味を示し、ピノタージュに注目が集まりました。

偶然が重なって生まれたピノタージュ・ロゼ

デルハイムが初めてピノタージュをロゼに
南アフリカで最高のワインとして評価される

1970年代後半、南アフリカでは赤ワインの生産量が多すぎて売れなかったうえ、自国に対するボイコットにより、ワインの輸出も許可されていませんでした。そのような絶望的な状況の中、デルハイムはピノタージュを使ってロゼを作ろうと考えました。ワイナリーには、たまたまロゼワインの醸造技術を持ったドイツ人ワインメーカーがいたことで実現可能に。
1976年に初めて醸造した糖度24gの甘いロゼが大ヒット。その後、輸出市場へワインを拡大することが許されたので、甘さを抑え、色も淡くなるように造られました。 今やロゼワインの市場は、女性が飲むものというイメージから男性も楽しむものに変わりました。
ピノタージュ・ロゼも南アフリカで最高のワインの一つとして評価されており、一年中飲まれています。

ピノタージュは、非常に濃い鮮やかな赤で、木いちごやドライフルーツ、草っぽくスパイシーなアロマを持ちます。はっきりとした酸を感じ、渋みもしっかりしています。造り方で樽熟タイプにも早飲みタイプにもなります。

ピノタージュと料理のペアリング

ピノタージュ・ロゼに合わせるポイントは「ほのかな甘さ」

  • 商品デルハイムピノタージュ・ロゼ
  • 料理カオソーイ、トムヤムクンヌードル
ピノタージュと料理のペアリング

ピノタージュに合わせるポイントは「ベリー感と芳ばしい香り」

  • 商品デルハイム ピノタージュ
  • 料理ベリー&ダークチョコのアイスクリーム
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ワイナリー「デルハイム」について

デル夫妻が所有していた農場は元々、果物や野菜を育てていましたが、1940年代後半にワインを造る為のブドウ栽培と製造を行う場となりました。
ハイム(Heim)とはドイツ語で家という意味です。

オーナーの甥であるマイケル・スパッツ・スペルリングが1951年以降、南アフリカワイン業界初のワインを数多く世に送り出し、一躍有名になりました。現在、ワインメーカーを務めるのは、トップワイナリーでの経験を持つロイロフ・ロトリエです。

家族経営のビジネスを維持することは常に挑戦ですが、82年目を迎え、次の100年を目指しています。社会貢献事業にも取り組んでおり、農場に住んでいるファームワーカーと子供の教育のために、保育所やアフタースクール・クラブを設けています。

ブドウを育てる土壌
ブドウを育てる土壌

ブドウを育てる土壌

デルハイムは、ケープタウンの東50kmにあるサイモンズバーグ・ステレンボッシュのワイン産地に位置しています。ワイナリーが持つ116haのブドウ畑は、急斜面と、そこから3km西にある地域の山の低地(海抜150~450m)にあります。サイモンズバーグは、数百万年前に山から流れ落ちた花崗岩が分解されできた、世界でも珍しい土壌です。水は下層の粘土に溜まり、ブドウの木の根を支え、冷やす働きをします。気候は地中海性気候で、冬は雨が多く夏は太陽が降り注ぎます。夏は南東から、冬は北西からの風にさらされることが、このテロワール(土地の個性)の特異性を高めています。

広大なブドウ畑
広大なブドウ畑

広大なブドウ畑

100haのブドウ畑は2つの農園で構成されており、最高の状態でブドウが育つように変化を与えています。ブドウ畑に新しく導入した水の管理方法は、必要以上の水を与えないようにすることができます。サイモンズバーグの土壌と冷涼な斜面は、海抜450mに位置するシャルドネの畑に最もよく反映されています。

醸造プロセス

完璧に熟した状態のブドウすべてを手摘みで収穫し、セラーに運びます。また、単一畑ごとに収穫を行ったブドウは、特別に手をかけたワインを造るのに使用します。シャルドネとシュナン・ブランは自然発酵だけでなく、いくつかのイーストを使用して発酵させます。発酵と熟成は、樽とコンクリートのエッグタンクを使います(樽はフレンチオークの小樽のみを使用)。ブドウの果実味を活かすためにエレガントなスタイルで造られ、軽く樽をかける事で複雑味を得ています。

醸造プロセス

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