アルチョーネ［赤］

◎ワイン専門誌の新商品ブラインドテイスティングで【金賞的ワイン】に選ばれました！

ブドウは醸造過程に移る前に、その品種が持つ香り成分が十分に達するような促進期間(アパッシメント）を設けます。品種ごとの出来立てのワインは、500lのフレンチオーク樽で完全に発酵させます。ワインは最初の粗い澱引き後、4年間樽で熟成させ、その時々に合わせて様々な発酵と品のある赤色を得るための製法が施されます。その後2つの品種のワインをブレンドし、瓶詰めします。ガーネット色の反射を持つ鮮やかなルビーレッド。このワインは、上品で力強い異なるヴィンテージのワインによって造られます。ブラックベリー、チェリー、バルサウッド、レザーそしてリコリスのフルーティでスパイスの効いた鮮烈な香り。最後にはスモーキーな風味も感じます。味わいは複雑で丸みがあり、スムーズでバランスの良いタンニンが特長です。非常に豊かで長い余韻が続きます。

＜テイスティングコメント＞

よく熟したラズベリーに、昔懐かしいニッキの香り。粗びき黒コショウやタイムがはっきり香る。スッキオッペティーノの語源が「Scoppiettare（爆発する）」であることに納得せずにはいられない。ソフトなアタック、パウダリーなタンニンがワインに良いグリップを与えている。緻密な構成のワインで寸分の隙もない。タンニンの粒子が非常に細かく、骨格はあるのにしなやかな喉越し。余韻もすこぶる長い。