2020年最優秀ワインメーカーに選出

フランスで最も歴史があるワインガイド誌「 アシェット・ワイン・ガイド」で、2020年最優秀ワインメーカーに選出されました。

ワインから香る地中海ハーブの香り

地中海沿岸には特有のガリーグと呼ばれる灌木地帯があります。石灰質のやせた土地では、ローズマリー、タイム、セージ、ユーカリやジュニパーなどの太陽に強いハーブが生えています。生物多様性を大切にしているため、ワインにもガリーグの香りを感じ取ることができます。これがファミーユ・ファーブルのアイデンティティであり、テロワールなのです。

ハーブのニュアンスを特に感じられるワイン

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  シャトーファブル
  ガスパレット
  ルージュ ［赤］
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  シャトー クーロン
  コルビエール
  ブラン ［白］
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ブドウの生育に恵まれた地中海性気候

ファミーユ・ファーブルが位置するラングドック地方は、典型的な地中海性気候です。夏は乾燥して暑く冬でも温暖な環境は、ブドウの生産にとても適しており、古くからワイン造りが盛んに行われている地域です。さらに、ラングドックは、年間なんと320日の日照があります。また風が強く、雨はあまり降らないという気候のおかげで、白とロゼは爽やかでシャープ、そして華やかに、赤はチャーミングで深く、ハーブやスパイスの香りが立つワインに仕上がります。

現当主ルイ・ファーブルは1982年にファーブル家のブドウ畑を引き継ぎました。彼の人生における情熱は、常に環境と人類に対する価値観を共有することです。現在、これまで培ってきたノウハウと経験を、彼の双子の娘、そして義理の息子に引き継いでいます。

娘のクレメンス・ファーブルは、夫のルイ・ジャックとともにドメーヌを引き継ぎます。
クレメンスはフランスのボルドーでワインマーケティングとマネジメントのMBAを取得しました。そこで世界中のワイン愛好家に出会います。彼女はベトナム、中国・上海、香港の大手ワイン輸入会社で働きながら、ラングドックワインがワイン市場において可能性に満ちていることを発見しました。その後、家業に戻ることを決意し、ブドウ栽培とエコロジーのディプロマを取得しました。