世界最古のカベルネ・ソーヴィニヨンを所有し、5代続く老舗ワイナリー

今回受賞をしたキリビンビン（KILLIBINBIN）を作るブラザーズ・イン・アームズは、ワイナリー5代目のガイ＆リズ・アダムス時々によって運営されています。キリビンビンとは、オーストラリア原住民アボリジニの言葉で、「輝く」という意味。ワイナリーは、この地域で最も古いブドウ畑、さらには、家族全員の世界最古のカベルネ・ソーヴィニヨンを持っています。 それらのブドウと、最新鋭の設備、最高のオーク樽を使って、バランスの取れた骨格のあるワインを造っています。

最多受賞を生み出すテロワール

キリビンビン（KILLIBINBIN）を選んだ産地、ラングホーン・クリークは、オーストラリアで最も古く、重要なワイン産地のひとつです。また、オーストラリア最大の冷涼気候のエリアで、冬は穏やかで涼しく、春は雨が多く、夏は乾燥しています。 地中海性気候ですが、近くにあるアレクサンドリナ湖から南半球の強い海洋性の影響も受けます。 このため、夏には午後の風が吹き、日中の気温この涼しい夜が、ブドウの木を日中の暑さから解放されます。
ラングホーン・クリークは100年以上前から、多くの有名ブランドに高品質のブドウを供給していることで知られています。これらのブドウを使ったワインは、深い色合い、よく熟した果実の風味、ふくよかでまろやかなタンニンを持ち合わせます。

131年前にカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーズを植え始め、現在は750エーカーを超える敷地内に、ブドウの木を植えています。シラーズとカベルネ・ソーヴィニヨンが中心ですが、マルベック、プティ・ヴェルド、シャルドネも生産しています。
環境に配慮したブドウ栽培を行うため、てんとう虫やクモ、在来種のミツバチといった虫たちにブドウ畑の害虫を食べてもらっています。ワイナリーでは、被害が商業的な被害を被るような場合を除き、害虫駆除に農薬を使用することは基本的にありません。