今夜はお寿司とワイン。 ネタ別ペアリング4選
WINE PAIRING
今夜はお寿司とワイン。
ネタ別ペアリング4選
ソムリエがおすすめする、お寿司×ワインの組み合わせ
「お寿司には日本酒」と思っていませんか?
実は、お寿司とワインも相性抜群。魚の繊細な味わいや脂、シャリや醤油の味わいに合わせてワインを選ぶと、いつものお寿司がちょっと新鮮で、特別な食卓に変わります。
今回は、ワインのプロであるソムリエがおすすめする「お寿司×ワイン」の組み合わせを、ネタ別に4つご紹介。スーパーやお寿司屋さんで買ってきたお寿司にワインを1本合わせるだけで、いつもの家寿司がもっと楽しくなるはずです。
さて、あなたはどのペアリングから試してみますか?
ネタ別、4つのペアリング
今日食べたいお寿司から、ワインを選んでみて
ボタンエビ
ボタンエビ × グリューナーヴェルトリナー フィアー ツァイテン[白]
フレッシュな白ワインが、ボタンエビの甘みを引き立てる
甘くて、ぷりっとしていて、少しねっとりとした食感が魅力のボタンエビ。そんなボタンエビに合わせたいのが、グリューナーヴェルトリナー フィアー ツァイテンです。
このワインは、香りが強すぎず、繊細な印象があるのが特徴。ボタンエビの持つ上品な甘みや、舌に残るねっとりとした食感を邪魔することなく、そっと寄り添ってくれます。
「魚介には爽やかな白ワイン」というイメージはありますが、ただキリッと爽やかなだけではなく、ネタそのものの繊細な味わいを楽しみたいときにぴったりの組み合わせです。まずはボタンエビをひと口。続いてワインをひと口。ボタンエビの甘みを感じながらワインを合わせると、いつものお寿司とはちょっと違う味わいに出会えます。
こんなお料理にも
鰻ざくや、アジ・イワシの香草パン粉焼きなどにもおすすめです。
鯛のこぶ締め
鯛のこぶ締め × エヴィダンス アルザス ピノ・ブラン[白]
白身魚とピノ・ブランは、やっぱり好相性
淡白で上品な味わいが魅力の鯛。その鯛を昆布で締めることで、昆布のうまみが加わり、より奥行きのある味わいになります。そんな鯛のこぶ締めに合わせたいのが、エヴィダンス アルザス ピノ・ブラン。
白身魚とピノ・ブランの相性は、言うことなし。鯛のあっさりとした味わいに、昆布のうまみが重なることで、ワインとのマリアージュもさらに楽しめます。魚の味わいを覆い隠すのではなく、白身魚のおいしさを楽しみながらワインを合わせたい。そんなときに試してほしいペアリングです。
「お寿司にワインって、本当に合うの?」そんな方にこそ、まず試していただきたいのがこの組み合わせ。鯛のこぶ締めをつまみながら、ピノ・ブランをひと口。白身魚の繊細なおいしさと、昆布のうまみ、そしてワインの味わいをゆっくり楽しんでみてください。
こんなお料理にも
ムール貝の白ワイン蒸しや軽い前菜にもぴったり。魚介料理を楽しむ日の1本としても活躍してくれます。
赤身のマグロ
赤身のマグロ × アマ・ロッソ[赤]
「マグロに赤ワイン?」ぜひ試してほしい新しいマリアージュ
お寿司の定番、赤身のマグロ。魚には白ワイン……と思われがちですが、赤身のマグロには赤ワインを合わせるという選択肢もあります。今回おすすめしたいのが、アマ・ロッソ。
このワインは樽熟成による複雑味がありながら、フルーティーな魅力も感じられる1本です。その味わいが、赤身マグロのしっかりとした旨みと好相性。そして、もうひとつ忘れてはいけないのが醤油です。
お寿司のマグロには欠かせない醤油。しょっぱさだけではなく、甘みやコクも感じられる醤油の味わいに、アマ・ロッソのフルーティーさと複雑味が重なることで、「こんな楽しみ方があったんだ」と感じる新しい世界が広がります。マグロを醤油につけてひと口。そしてアマ・ロッソをひと口。ワインだけでなく、マグロと醤油まで一緒に味わうことで生まれる、この組み合わせならではのおいしさをぜひ体験してみてください。
こんなお料理にも
ハンバーグやビーフシチューなど、しっかりとした味わいの料理ともおいしく楽しめます。
脂ののったサーモン
脂ののったサーモン × ダイアナ・メアリー・ロゼ[ロゼ]
脂ののったサーモンには、爽やかなロゼを
脂がのったサーモンは、お寿司の中でも人気のネタ。濃厚な味わいだからこそ、合わせたいのがダイアナ・メアリー・ロゼです。
このロゼは、海の近くで育ったブドウを使用しており、さわやかで軽やかな口当たりと、心地よいミネラル感が魅力。さらに、レモンやオレンジを思わせるニュアンスが、サーモンの味わいに寄り添います。
脂ののったサーモンをひと口食べたあとに、ロゼをひと口。爽やかなワインを合わせることで、サーモンのおいしさを楽しみながら、軽やかに食事を進められます。白ワインだけではなく、赤ワインだけでもない。お寿司にロゼという選択肢を、ぜひ試してみてください。
こんなお料理にも
ハーブのきいたグリル野菜や、カマンベール、ブリーチーズなどとも好相性。魚介から野菜、チーズまで、幅広い料理と楽しめます。
🍣 あなたはどのお寿司とワインから試してみる?
今回ご紹介したのは、ソムリエがおすすめする4つの組み合わせ
ボタンエビ
グリューナーヴェルトリナー フィアー ツァイテン[白]
繊細な白ワインが甘みとねっとり感に寄り添う
鯛のこぶ締め
エヴィダンス アルザス ピノ・ブラン[白]
鯛の上品な味わいと昆布のうまみを楽しむ
赤身のマグロ
アマ・ロッソ[赤]
マグロの旨みと醤油のコクに複雑味を合わせる
サーモン
ダイアナ・メアリー・ロゼ[ロゼ]
爽やかなロゼが脂と味わいに寄り添う
「今日はボタンエビだから白ワインにしよう」「マグロには、ちょっと冒険して赤ワインを合わせてみよう」「サーモンとロゼで、いつもより華やかな食卓にしよう」
そんなふうに、その日の気分やお寿司のネタからワインを選ぶのも、家飲みの楽しみ方のひとつです。
特別な料理を用意しなくても大丈夫。お気に入りのお寿司を買ってきて、そこに料理に合うワインを1本。それだけで、いつもの夕食が少し特別な時間になります。
ぜひ次のお寿司の日は、「今日はどのワインを合わせよう?」と選ぶところから楽しんでみてください。あなたのお気に入りの「お寿司×ワイン」の組み合わせが、きっと見つかるはずです。
