冬の定番、日本酒🍶と鍋🍲 酒匠が厳選!
鍋料理、種類別めちゃウマペアリング
冬といえば身体の芯から温まるお鍋が欲しくなりますね。
素材のおいしさが渾然一体となった鍋料理に舌鼓・・・美味しい日本酒があればさらに幸せになれますよ。
というわけで今回は、鍋料理の種類別で本当に美味しいペアリングをご紹介いたします。
水炊き
素材の味わいをシンプルに楽しめる水炊き。
これに合わせる日本酒は『川鶴酒造 川鶴 純米酒 UMAMI~ウマミ~ 』がおすすめ。0
川鶴酒造 川鶴 純米酒
UMAMI~ウマミ
お出汁で主食をすするのが日常である、香川県の川鶴酒造さんに特別に造って頂いたSAKE-YAオリジナルの一本です。
決してボディの強い味わいではなく、口に含むとむしろ爽快でス―っと旨みの余韻が通り抜けていくバランスの良い味わいに仕上がっています。
また、川鶴酒造さんは、なんと『いりこ酒』なるものを造っており出汁文化に一番寄り添っていると言っても過言ではありません。
そしてさすが出汁に造詣の深い川鶴さん・・・このUMAMIも突出した濃い旨みではなく、針の穴を通すようなど真ん中の濃さの味わいは、まさに水炊きの素材由来の優しい出汁に驚くべき相性をみせます。
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キムチ鍋
ピリ辛ですっぱ美味いキムチ鍋。
旨みたっぷりの乳酸発酵食品だけどホットな味わいのコチラには、なんとフルーティで甘酸っぱい『奥羽自慢 吾有事 14C ~ジューシー~』を。
奥羽自慢 吾有事 14C ~ジューシー
山形系吟醸の技術を学び、まだ29歳という若さで吾有事の醸造責任者に任命された気鋭の醸造家“阿部 龍也”さんに特別に醸して頂いた逸品です。
華やかでフルーティなお酒は数あれど、その要素を突き詰めた酒は、複合的な甘さと旨みのバランスと上品で豊富な酸による後キレも持ち合わせた驚くべき完成度です。
キムチ鍋の主役でもあるキムチには、多くの魚介や薬味はもちろんリンゴやトマト、桃や梨などを使用する発酵食品です。
この果物と白菜、香味野菜の香気がフルーティな香りと相乗し、乳酸発酵の酸味と複合素材の旨みが溶け出たスープが甘酸っぱい味わいにベストマッチします!
是非、一度お試しください。
きっとびっくりしますよ。
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もつ鍋
にんにくとニラ香る味わい深いもつ鍋。
香味野菜の香り溶け込むしょうゆベースの出汁にモツの旨みがたっぷり!合わせる日本酒は『木下酒造 玉川 自然仕込み 山廃純米 無濾過生原酒』です!
木下酒造 玉川 自然仕込み
山廃純米 無濾過生原酒
世界初にしてオンリーワンである外国人杜氏であるフィリップ・ハーパーさんが醸す、気骨に溢れ米のエキスの塊のような仕立ての一本。滋味豊かで濃厚な旨みと香り、生原酒のボディとみずみずしさ、そして山廃らしいコクと深み、それでいて冴えわたるキレに爽快なフィニッシュ。
ニンニクとニラの香りはもちろんモツの旨みにも同じトーンで合わせてくれ、かつ脂はしっかりリフレッシュ!箸が進むこと間違いなし!!
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いかがでしたか?大人気の鍋物に合わせて・・・え?この程度か?ですって?
そ、そこまでおっしゃるならば、本気を出させて頂きます!
酒匠が作る鍋、つまり『酒に合う鍋』のレシピとマリアージュをご紹介いたします。
皆さん、最後までどうぞお付き合いくださいね。
酒匠鍋その①
ヨーグルト豚しゃぶ
ヨーグルト!?と驚くなかれ。
ミルク鍋とは一味違う乳酸発酵食品の雄が演出する滋味は、まさに日本酒の為の鍋料理!
合わせる日本酒はなんと・・・『永井酒造 水芭蕉 純米吟醸 辛口 スパークリング』をチョイス。
永井酒造 水芭蕉
純米吟醸 辛口 スパークリング
出典:https://www.meijibulgariayogurt.com
材料(2人分)
大根 80g
にんじん 1/4本
しいたけ 4枚
水菜 1/8袋
白菜 150g
ねぎ 1/2本
豚肉(しゃぶしゃぶ用) 300g
鍋つゆ
水 400ml
昆布(5㎝角程度) 1枚
鶏がらスープの素 小さじ1
水溶き片栗粉 大さじ1
プレーンヨーグルト200g
ポン酢しょうゆ 適量
ごまだれ 適量
万能ねぎ(小口切り) 適量
大根おろし 適量
作り方
1.大根とにんじんはそれぞれせん切りにする。しいたけは石づきを切り、飾り切りにし、水菜は4cmの長さに切る。白菜は葉と芯に分け、ざく切りにする。ねぎは斜め切りにする。
2.鍋に水と昆布を入れて火にかける。沸騰直前に昆布を取り出し、鶏がらスープの素を入れ、水溶き片栗粉でトロミをつけ、ヨーグルトを加える。
3.2に豚肉、野菜を入れる。
4.ポン酢しょうゆとごまだれ、万能ねぎ、大根おろしを添え、いただく。
ヨーグルトのクリーミーさと豚肉の旨みがにごりにピタリ。
そして華やかなのにシャープな香気が薬味やポン酢の甘酸にとても合います。
また、シャンパンにも匹敵する発酵由来のきめ細やかな泡が爽快さを演出してくれる為、食べ飽き飲み飽きしません・・・!エンドレスにいけちゃいます。
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酒匠鍋その②
鮭(酒)粕鍋
日本酒に合わないわけがない・・・
酒粕の旨みと素材の味わいが溶け込んだ日本酒好きが唸る絶品鍋!
この異彩を放つ鍋を存分に楽しむ為には『みいの寿 三井の寿 純米吟醸 大辛口 +14』でいきます!
出典:https://www.sapporobeer.jp
材 料(2人分)
鮭 (生) 2切れ
まいたけ 100g
しめじ 100g
しいたけ 4個
長ねぎ 1本
厚揚げ 200g
水 800ml
① 白みそ 50g
① 酒 50ml
① 酒粕 50g
① しょうゆ 大さじ1
① 顆粒和風だし 大さじ1
小ねぎ (小口切り) 適量
作り方
1. まいたけとしめじは手で割きます。しいたけは、中心に十字に切れ込みを入れます。長ねぎは斜め切りにし、厚揚げは4等分に切ります。
2.鮭は4等分に切ります。
3.ボウルに①を入れて混ぜ合わせます。
4.鍋に水と3を入れて中火で加熱します。煮立ってきたら2を入れて蓋をして3分ほど煮ます。
5.火が通ってきたら、1を入れてしんなりするまで中火で煮ます。
6.仕上げに小ねぎを散らしたら完成です。
日本酒のテイストをふんだんに感じられるこのお鍋・・・
旨みが程よく乗ったドライな日本酒さえあればもう完璧です。
辛いだけじゃない、上手に造られた辛口酒ならではのバランスの良さが食材と溶け合った酒感と絶妙にマッチ。
そして大辛口の真骨頂である冴えわたるキレが、濃密なスープの味わいの良さだけを残しつつ見事に後口をさっぱりと仕上げてくれます!
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これでもう今年の冬は鍋&日本酒三昧。
美味しい上に栄養満点、身体を芯から温めて発酵食品のパワーも摂取して風邪知らず。
一石三鳥ですね!!
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