洞窟酒蔵「島崎酒造」に眠る 秘蔵26年純米大吟醸古酒

栃木県那須に位置する島崎酒造は、洞窟で日本酒を熟成させるという、非常に珍しい洞窟酒蔵です。『洞窟で熟成させた』秘蔵26年の純米大吟醸は、これまでに体験したことのない甘美な香りと美しい味わいの熟成古酒です。

 

Makuakeプロジェクトページはこちらから

 

「熟成酒」「古酒」は時が生み出す素晴らしいお酒ではありますが、その味わいの独特さに、飲みにくさや、玄人向けの味わいだと感じたことがある方もあるのではないでしょうか。

この熟成酒は、そんな、苦手意識をお持ちの方や、まだ古酒を体験したことのない方にこそ飲んでいただきたいお酒です。

洞窟で長い時間をかけて熟成させることで、キャラメルのような甘美な香りを引き出し、お酒本来の味わいのバランスを崩すことなく、透明感のある澄んだ味わいがしっかりと膨らんだお酒になっています。

これを島崎酒造では”洞窟マジック”と呼ぶほどに、洞窟での熟成は、洞窟熟成は特別な天然の贈り物であり、素晴らしい古酒を生む手法なのです。今回は、その島崎酒造に眠る秘蔵26年熟成のお酒を特別に製品化いたしました。

おすすめ利用シーン

・大切なひとと語り合いながら

・生まれ年日本酒ギフトに

・記念やお祝いとして

・チーズやたれを使ったお料理と合わせて

・おうちでさらに熟成を楽しむ

熟成をすることで味わいが変化することはとても魅力的ですが、ワインよりも繊細な日本酒は、26年もすれば、当時とは全く違う印象の味わいになっていることも。

しかしながらこのお酒は、熟成による密度の高い甘さやコクと旨味を感じながらも、まるで造られた当時のような、澄んだ透明感を持ち合わせた滑らかな味わいになっています。

島崎酒造のお酒は元々、地域の食文化に合わせた、濃い甘口酒が特徴だったそうですが、時代の変化と共に、お米の旨みを生かした、きれいな甘口酒へと少しずつ変化させてきています。

"インパクト重視ではなく、穏やかでなめらか、いつの間にか盃のすすむ酒"を目指したお酒造り。この、きれいで程よい甘味を持ったお酒に、洞窟熟成という新たな製法がプラスされることで、もともとの美しい酒質を保ったまま、奥行きがでていっそう味わい深くなるーそれが”洞窟マジック”です。

「熟成酒」は、時の経過を楽しむことができるお酒です。私たちの人生が伸びてゆく道のように、熟成酒もまた、時を歩んでいきます。

そんなお酒の「時の経過」を感じながら、ぜひご自身の「人生」や「想い出」を思い起こし、大切な人と語り合う時間を持ってほしいー。

”過去を振り返るな(Don’t look back)”なんて言われますが、たまには立ち止まって、自分がこれまで辿ってきた道を思い起こしてみることも、今を生きるわたしたちにとって大切なことだと思います。

このお酒を飲むときだけは、振り返ってみよう。語ってみよう。そんな想いをこめて振り返る=LOOK BACKをお酒の名前にしました。

島崎酒造の洞窟を訪ねて

島崎酒造の洞窟は、蔵から車で5分ほどの距離にありました。

この洞窟はもともと、第二次世界大戦中に、戦車製造のために作られた軍事工場の跡地でした。全長600mのこの洞窟は、朝鮮半島の出稼ぎの方々を中心に、400~500人で1年かけて手掘りしたそうです。

しかしながら洞窟が完成した頃には終戦していたため、工場として実際に使われることなく、国営から民営に変わった後も、長年利用されていなかったのだとか。

島崎酒造の先代社長が中学生の頃に、学徒動員でこの洞窟を掘ったご経験を覚えており、ちょうど酒蔵の貯蔵庫もいっぱいになっていたことから、洞窟を新たな貯蔵庫として活用することに決めたのでした。

暗く光の当たらない静かな洞窟は、年間を通じ平均10℃前後で安定しており、お酒の均一的な熟成の進行がゆっくりと進みやすく、長期熟成にとても適した環境です。まさに、巨大な天然のセラーといえるでしょう。

さらに奥へ進み、今回のお酒が眠っている場所を案内していただきました。貴重なお酒のため、鍵をかけているのだそう。普段はなかなか開かれない扉を、特別に開けていただきました。

この先には、島崎酒造の大吟醸造りの熟成古酒「熟露枯」をはじめ、たくさんの貴重なお酒が貯蔵されています。かつて大吟醸蔵だったという島崎酒造の古酒は、そのほとんどが大吟醸の造りです。

その当時は、大吟醸だけではなく、純米大吟醸も造っていたそうですが、本当に良いお酒造りができる年のみ仕込みを行っていたのか、少量しか生産されていなかったそうで、今も残っている純米大吟醸の古酒は非常に少ないと言います。

そして今回、特別に出していただいたのが、1997年に造られた純米大吟醸のお酒です。数がとびきり少ない純米大吟醸のなかでも、さらに味わいが素晴らしい貴重な古酒を製品化することとなりました。

今回の商品が誕生したきっかけは、島崎酒造の島崎健一社長と、柴田屋酒店の前田の"2人の変わらぬ想い"にありました。

「初めまして。柴田屋酒店の和酒担当、前田です。

僕が、島崎酒造の健ちゃん(島崎健一社長)と出会ったのは、ちょうどこのお酒ができた1997年頃でした。当時から僕は酒屋に勤めており、健ちゃんとは仕事を通じて知り合いました。

日本酒販売のイベントがあると、商品を持ってきた健ちゃんも、僕ら酒屋と一緒に泊まり込みで仕事をすることもあったり(今はそんなことやっちゃうと怒られちゃいますが)、すごく大変だったんですが、真面目に不真面目にみんなで頑張ってました。

日本酒がどうしたら売れるか?なんて考えている人は今みたいに多くはない時代でしたから、僕も健ちゃんも、酒屋だとか酒蔵だとか関係なく、本当に一緒になって奮闘していました。

(左:島崎健一社長 右:柴田屋酒店 前田)

そんな出会いから今回、柴田屋酒店として熟成古酒を広めることを使命とした前田から、島崎社長に相談したことが、きっかけとなります。

熟成古酒は、玄人向けなイメージがあり、味わいも少し強い印象を受けるお酒が多いですが、島崎酒造さんの熟成酒は、洞窟で熟成をかけることにより、初めて飲む方にこそ飲んでほしい、透明感や滑らかさを持った優しい味わいの熟成古酒です。

20年以上前に、共に奮闘していた2人の想いは今も変わりません。「島崎酒造の熟成古酒を、もっといろんな方に知ってもらいたい!」そんな強い思いから、今回のプロジェクトを立ち上げました。

(デザイナー:瑞葉)

洞窟の中を振り返って見ているかのような景色を、ラベルデザインに。

生きることは、暗い洞窟の中を手探りで歩くことになんだか似ている気がします。

過去に歩んできた道を振り返れば、きっとでこぼこで、一人一人違う人生がある。そんな人生という時の流れを、このお酒を飲むときだけは、一瞬立ち止まって、自分の生きてきた道を振り返るような時間にしてもらえたらー。そんな想いを込めました。

熟成古酒の魅力は、目で見ても楽しめること。

26年の時を経て、美しい琥珀色になったお酒を、目で見て楽しんでいただきたい。300mlボトルは、側面にデザインを置くことで、お酒の美しい琥珀色を楽しめるデザインに仕上げました。

想い出を映し出す100mlボトルは、洞窟デザインをあえて裏ラベルに。

覗き込むと、数字や年輪のような線がゆらゆらと見えてきます。ボトルの奥の洞窟の絵を、お酒を通して見ることで、少し歪んで見えるよう設計しています。

人の記憶とはとても曖昧なもの。その時の気持ちや感情で、記憶は様々なかたちをみせます。だからこそ、改めて過去の出来事を振り返ってみることで、新たな発見があるのではないでしょうか。どんなふうに見えるのか、ぜひいろんな角度から覗き込んでみてください。

100mlボトルの表には、26年共に歩んできた時間をこのお酒を通して記念に残せるよう、1997年生まれの方の入学や卒業など、大切な節目の時を刻みました。

あなたにとっての1997年は、26年間は、どんな時間だったでしょうか。通り過ぎてきた1997年、26年、26歳の時を思い浮かべながら、現在、そしてこれからについて語る素敵な時間を、ぜひこのお酒と共に過ごしてください。

洞窟熟成古酒「LOOK BACK」を最大限に楽しんでいただくためにはグラスと温度がとても重要です。

空気に触れて起こる変化を余すことなく味わえるよう、ぜひワイングラスをご用意ください。温度は少し冷やして、冷たい状態から常温へと変わる温度変化による違いをお楽しみください。

酒器:ワイングラスでお楽しみください。

温度:まずは、5-10℃。冷蔵庫で1時間ほど冷やして、瓶を持った時にひんやりするくらいでお飲みください。思い出話も盛り上ってきた頃には、自然と温度も上がり、15℃前後(常温)で香り・味わい共に、花開きます。

ペアリング:カマンベールチーズやクリームチーズ、ウナギのかば焼きなど香ばしくタレを使った料理、しめ鯖(冷たくした熟成酒と一緒に)、肉肉しいシュウマイ、カスタードプリンなどデザートにも

保存:冷暗所

古酒は、お手元に届いた後も、時を歩み続けています。ゆっくりと洞窟で熟成されたお酒を、今度はご自宅で、大切なその時まで、そっと寝かせてみませんか。

光の当たらない涼しい場所に静置し、ここぞという記念日にぜひ開けてみてください。

飲み比べ3本セットには、26年熟成古酒が2本入っています。そのうち1本は、記念日など特別な時までとっておくのもおすすめです。まず1本目は、洞窟熟成をお楽しみいただき、2本目は、さらに歳月をかけて、おうち熟成をさせてから召し上がってみてください。時を経てよりいっそう美味しくなっていることでしょう。

おまとめ割15%OFF 5セット 41,990円 限定数3

超早割10%OFF 8,890円 限定数20

早割5%OFF 9,380円 限定数30

Makuake価格 9,880円

※表示価格はすべて税込送料込

商品のスペック(26年熟成古酒)

酒造名:株式会社島崎酒造 
都道府県:栃木県  
特定名称:純米大吟醸酒 
原材料名:米、米麹
原料米:山田錦100%
精米歩合:40%
酵母:協会14号
アルコール度数:15度
火入れの有無:有 
保存:冷暗所

商品のスペック(1年熟成酒)

酒造名:株式会社島崎酒造 
都道府県:栃木県  
特定名称:純米大吟醸酒 
原材料名:米、米麹
原料米:山田錦100%
精米歩合: 35%
酵母:協会901号
アルコール度数:15度
火入れの有無:有 
保存:冷暗所

超早割10%OFF 16,030円 限定数10

早割5%OFF 16,930円 限定数20

Makuake価格 17,820円

※表示価格はすべて税込送料込

大切な方へのギフトにも。島崎酒造で人気の熟成酒ブランド「熟露枯」のマーク入り、心地よい木の香りがほのかに香る贈答用木箱でお届けいたします。

商品のスペック

酒造名:株式会社島崎酒造 
都道府県:栃木県  
特定名称:純米大吟醸酒 
原材料名:米、米麹
原料米:山田錦100%
精米歩合: 40%
酵母:協会14号
アルコール度数:15度
火入れの有無:有 
保存:冷暗所

※飲み比べ3本セット内の1年熟成酒については、精米歩合: 35%となります。

お届けスケジュール

2023年8月20日プロジェクト終了

9月出荷予定

島崎健一社長(左):平成11年より洞窟熟成を手掛け始め、先代の後を継ぎ、翌年平成12年に社長就任。洞窟熟成蔵としての島崎酒造の未来を創っている。

柴田屋酒店 前田(右):日本酒、焼酎、ワインの専門店歴30年の経験を元に、赤提灯からミシュランまで、あらゆる飲食店に造り手の生の声を届け続けている。

島崎酒造はは栃木県那須烏山に位置する酒蔵です。嘉永二年(1849年)創業以来、清酒「東力士」を造る酒蔵として親しまれています。
那須岳より湧き出ずる伏流水と良質な原料米を使用し、長期熟成酒を造り出すのに最適な環境の「洞窟酒蔵」として熟成酒造りにも力を入れており、銘柄
「熟露枯」は洞窟熟成酒として贈答用や記念のお酒としても人気があります。

※洞窟の一般見学については、島崎酒造のHP・各種SNSよりご確認ください。

Net Orders Checkout

Item Price Qty Total
Subtotal ¥0
Shipping
Total

Shipping Address

Shipping Methods