王道フレーバーアイスと日本酒

暑い日には、甘いアイスと日本酒でさっぱり大人デザート!?


日本酒好きがよくやっているお手軽カスタマイズ「日本酒×アイス」。ICEBOXやガリガリくん、アイスの実などのシャーベットタイプを、スーパーで買えるカップやパック酒と混ぜ合わせて作るのが鉄板です。
今回はそこから一歩飛び出して、アイスの王道フレーバーと日本酒は合うのか!? さらに、あの変わり種アイスとは合うのか!? を検証してみました。

バニラアイス×七賢 山ノ霞 スパークリング


ずばりメロンクリームソーダ! まず香りは、アイスと日本酒のどちらもが持つ乳製品の香りがマッチし、日本酒の吟醸香の一つであるメロンの様な香りがメロンソーダを想像させます。また、アイスのクリーミーさと七賢山ノ霞の特徴である澱が、とろっとした舌触りを思わせ、口の中で見事に融合。バニラアイスに含まれるバニラビーンズには“バニリン”という香り成分が含まれており、このバニリンは人間の脳に「甘い」と感じさせるそうなんです。そのバニリン由来の香りと、日本酒由来の吟醸香がうまく相乗効果を発揮し、「メロンクリームソーダ」という全く別の飲み物を創造。究極の大人のデザートがここに誕生してしまいました・・・!

抹茶アイス×七賢 山ノ霞 スパークリング


双方を口に含んだ瞬間、メロンなどのウリ科の果実を思わせる七賢の香りが、抹茶の青々とした香りと好相性!

七賢のきめ細やかな泡が、抹茶アイスの渋みをより柔和なテイストに仕上げてくれました。

また、アイスならではの乳製品のニュアンスとにごりのクリーミーさも同調性があるテクスチャーで◎

単体同士よりも全体的にまとまりと、なんというか優しい「和み」の風合いを感じる癒しのペアリングとなりました。

ちょい足しでジャパニーズハーブの代表である山椒を加えると、清々しさがup!

流石、柑橘類の山椒…七賢の吟醸香とも相性抜群でした。

チョコアイス×シン ツチダ


ナッツのようなカカオ風味のある、ちょっとほろ苦いブラックチョコアイスバーと野生酵母を使い江戸時代の製法で醸されたシンツチダ。
口に含むと、甘すぎない苦味のあるチョコ味が日本酒の風味を引き立て、お米の芳醇な風味も楽しめ、想像以上にマッチ!
濃厚な旨味としっかりとしたテクスチャーのあるシンツチダは、チョコの力強い味わいにも負けてません。また、熟成の時に生じるナッツやカカオ系のフレーバーやほろ苦さが、よりチョコレートとの親和性を高め、お互いの長所を高め合うペアリングとなりました。

スイカバー×ボーミシェル


パインやマスカット、グアバのような風合いを持つボーミシェルにスイカバーを合わせたところ、まさかのアルザスワイン化!

アルザスの中口のリーズリングを思わせる程よい酸が生まれ、数種の果物のニュアンスにウリ科の香りが加わることで、複雑性と白い花の香りが生まれてしまいました・・・おそるべしスイカバー。

この記事を書いた人


みなこ(営業推進課)

ソムリエ

元精神科で医療技術者をしていたという異色の経歴を持つ。

しあわせとは?自分らしさとは?を追求しているうちに、柴田屋酒店に全くの異業種から転職。

気づくと「おいしいお酒と料理は人をしあわせにする」という真理の探究の深みにハマっていた。

人が、より食事の時間が楽しく、心豊かに、しあわせになるように!と、日夜、ジャンルを問わず、お酒と料理の組み合わせを勉強中。

しまてる(営業企画)

唎酒師・焼酎唎酒師

ある時、沖縄本土で稀少な泡盛と出会いその味に感動。

泡盛の原料が米(タイ米)と知り「米の酒と言えば日本酒!」と気づき日本酒愛に開眼。

その後、酒販店「いまでや」にアルバイトし社員になる。

柴田屋酒店と運命的な出会いを果たし営業職を2年、内勤を3年、現在に至る。

国酒の可能性と偏愛を以て「いつか世界のビール消費量を清酒が1mlでも上回る日」を目指し日々奮闘中。

めいめい(営業推進)

サケエキスパート

神奈川県出身。高校時代生物が好きで、実験・研究がしたい、面白そうという理由だけで東農大醸造科学科へ進学。

大学3年の酒蔵実習で山梨銘醸にて2週間お世話になり、取引先の柴田屋酒店を紹介して頂く。柴田屋の面白さに興味を持ち、これも何かの縁だ!とエントリーし無事入社。好きな日本酒はやはり七賢。現在は日本酒以外のお酒についても勉強中。

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