「親父、あっついの頂戴!」
なんてイメージでツンとくるし、お酒に慣れ親しんだ玄人じゃないと飲めない!
ぬる燗が良いって聞いたことがあるけど、専門的なスキルが必要で難しそう。
・・・でもそれ、実はとても損しているかもしれません。
お燗はとっても身体に優しいんです!
冷たいビールをゴクゴクと流し込むのもいいですが、実は身体にとってはストレスかもしれません。
白湯しかり温度帯が体温に近い為、胃粘膜を優しく活性させてくれますし、すぐに代謝されます。心地よい酔いが来て、覚めも早いんですよ。そしてゆっくりと体の芯からぽかぽかにしてくれます。
実は美味しいお燗酒、秘訣は温度にあり。
お燗を飲もう!そう思っていざ飲食店さんでオーダーしたり、自分でやってみると熱すぎたり、ぬるすぎたりでなんだか美味しくない・・・だからお燗ってむずかしい。
いやいや、ちょっとお待ちください。実はとっておきの「おウチで美味しい」簡単な燗の付け方があるんですよ。
電子レンジ500Wで40秒/1合徳利orマグカップ、かるくまぜればほら人肌~ぬる燗です!この45度ほどのお風呂の温度「ぬる燗」くらいが多くのお酒のめちゃうま黄金ゾーンなのです。
なんで美味しいの?
ずばり、冷酒では感じる事の出来なかった隠された旨みや味わいが表に出てくるから。
ちょっと雑な言い方をしてしまうと、そのお酒の本質が見えてくるといえます。
おいしく飲むために上手な燗のつけ方を教えます!
日本酒をあたためるだけとはいえ、おいしいお燗をつけるときにはいくつかのポイントがあります。
ポイントを押さえて、もっとおいしく燗酒を楽しんでください。
①上手な燗のつけ方
日本酒のうまみを引き出すには「湯煎」が最適!
湯温を維持し、容器に入れた日本酒を浸けます。アルコールが揮発する温度より低い状態で燗がつくため、香りが抜けることもありません。容器自体もあたたまり、その熱がじんわりと日本酒に伝わるので、通加熱を起こして辛すぎる酒になることもありません。
②上手な燗のつけ方
電子レンジであたためる時にはアルミホイルが活躍!
徳利のように細い部分と太い部分の差が大きい容器の場合、細い部分と太い部分で日本酒の温度に差が出ることがあります。
(細い部分の方が熱くなります)。
そんな時は、アルミホイルをしわにならないように被せるとまんべんなくあたためることができます。
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