武勇
BUYU
(茨城)
武勇について 

   酒造りにおいては、江戸時代・慶応年間創業以来、代々越後杜氏の流れを継いでおりますが、現在は平成8年より地元結城杜氏の手で酒造りをしております。

 量の増産を目的にした三季醸造ではなく、酒質の向上を目的にした三季醸造を行い、仕込一本、一本納得のいく発酵管理を心がけています。

 原料米の特徴をお酒にだすために、熟成によってできあがった自然な色沢は炭素処理せずに、お酒の中に残してあります。よい酒米を用い、よい水をつかい、よい技で醸して、はじめて可能になる個性的な酒の由縁です。

 日本酒独特の気候風土の中で変化、熟成しつづける日本酒、ゆっくりとした時の流れる中で過ごすとき、”武勇”を思い出して口に含んでみていただけないでしょうか。

 伝統の中にも、何か新しさを感じ、天、地、人のおりなす一連のおこないに感動していただけることと確信いたしております。 

スタッフの酒蔵訪問記録(1)

 製麹師・高橋様よりお話いただき、その後蔵の中へ!100%自家精米という精米所から建物を移動して、日本酒の造りの順で見学しました。精米も糠(ぬか)などすべて取引されるので、無駄になる部分はないそうです。途中、柴田屋用に作られた生酛もあり、これが日本酒になり弊社からお客様のもとに届くのだと思うと不思議な気持ちになりました。仕込みをしていないからと麹室にも入れていただき、大吟醸を製造する際に使用する麹蓋のお話や使い方を見せてくださり、とても貴重な体験にわくわくしました。技術継承の意味もこめて、蔵人様全員が使えるそうです。

スタッフの酒蔵訪問記録(2)

製麹師の高橋さんのアテンドのもと、保坂専務と一緒に未来へ向けて、共存共栄&進化成長の為のお話をたーっぷり3時間して参りました!

 お話をしていけばしていくほど、本当に結城の酒には未来しかないと実感。しかし、まさか結城のど真ん中で「次はイスラム教徒の方たち向けに甘酒を広める、甘酒はスピリチュアルだ」といったところまで飛躍するとは思いませんでした・・・。(武勇酒造さんの甘酒はとても美味です。) 

歴史ある蔵で骨太かつ慈愛と滋味に富んだお酒造りをする武勇さんですが、その柔軟な発想力には脱帽。しっかり飲食店さんのことや、そこに来るお客様の事を考えたクラフトマンスピリットを持っています。 

仕込水は鬼怒川の伏流水で、蔵内の井戸からくみ上げています。そのまま飲むと甘さすら感じる超軟水で、武勇の優しい味わいの要になっているとのこと。そして原料米のこだわりもすごい!良質な米で仕込む事を常に考え、全量自社精米。兵庫県特A地区産の山田錦、富山県産の五百万石、岡山、広島県産の雄町、それから地元茨城県産のひたち錦、美山錦、日本晴をお酒の種類ごとに用いています。 

いよいよ自慢の商品を試飲です。中でもとびきりビックリしたのは・・・『酵母無添加 生酛 無濾過生原酒  智仁武勇(ちちんぷいぷい)』です! 

「不安定な蔵付酵母の生酛でこんなに綺麗に仕上げるの!?」「面白いネーミング」「雄町米使って一升¥2,000??」などなど・・・

生酛仕込の技術力もさることながらですが、原料処理の良さを強く感じました。この商品は、本冊子4ページにご紹介させていただいておりますので、是非、一度ご賞味ください。きっと驚きます。 やはり、実力のある蔵元さんはしっかり脳みそに汗をかいていて、日進月歩の進化が凄まじい印象です。今回は輸出のこと、これからの取り組みのこと、オール茨城らしさ全面出しで喉から手が出るPBプランのこと・・・多くを語り合いました。これも深いご縁の賜物です。 この先、間違いなく武勇酒造さんは関東屈指の生酛蔵になると思います。それもテロワール表現や付加価値をしっかり演出できる気鋭のお蔵元になるはずです!



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