年末お助け!飲み残してしまったワインの保管方法とは?
年末年始に限らず、みんなで集まって美味しいお酒で盛り上がることはよくありますよね。
しかし、最後のワインを飲み残してしまうことも多いと思います。
ワインは栓をあけたら、すぐに飲まないと不味くなってしまうのでしょうか?
答えは、「NO」です。
飲み残したワインは、適切な保管方法をすれば数日は美味しく飲むことが出来ます。
翌日以降も、飲み残したワインが美味しく飲めるのは嬉しいですよね!
「でも保管方法が難しそう」
そんな事はありません!とっても簡単に飲み残しワインを、長持ちさせる保管方法があります。
飲み残したワインが保管できる理由とは?
飲み残したワインを正しく保管できる理由は、ワインの性質が関係しています。
①ポリフェノールが含まれている(特に赤ワイン)
②抗酸化作用がある
③ほとんどのワインには亜硫酸(酸化防止剤)が含まれている
これら①〜③の理由から、白ワインより赤ワインが、そしてワイン全体はビールや日本酒よりも長持ちします。
熟成の香りや味わいのバランスが必要であるデリケートな年代物の高級ワインは除きますが、飲み残してしまっても冷蔵庫に入れておけば、数日間品質は保てます。
飲み残したワインを簡単に保管する方法
ワインを保管するには、特別な道具が必要なんでしょう?と思うこともありますよね。
もちろん、専用の器具で保管する方法もありますが、身近な道具でも簡単に飲み残しワインを保管することができます。
ペットボトルで酸化を防ぐ
飲み残すとボトルの上部にはたくさんの空気が入ることになり、ワインが酸化しやすい環境となります。
これを防ぐために、残った分を密閉性のよいペットボトル(無糖炭酸水の入っていたものなど)や小瓶に、容量いっぱいまで入れて冷蔵庫保管することで日持ちする期間は伸びます。
専用アイテムで泡が抜けるのを防ぐ
スパークリングワインは開栓後、一気に空気が入り込み酸化が始まり泡がどんどん抜けていきます。
そこで、おすすめなのがシャンパンストッパーです。密閉性があるので、泡が抜けるのを防ぎ2〜3日は保てます。
他にも様々なタイプが販売されていますが、瓶内の空気を抜くタイプのスティルワイン用ストッパーは、通気性があり泡が抜けてしまうため推奨できません。
ワインの保管には、様々な道具を利用した方法があります。今回ご紹介したペットボトルを利用したものから、専用のアイテムまで、いまでは気軽に実践することが出来ますね。
ぜひ自分に合ったやり方でお試しください
ワインの飲み残しお悩み全部解決!
ペットボトルに移すのが、めんどくさい
アイテムを購入するほどでもない・・・
そんな時は「バック・イン・ボックス」いわゆる箱ワインがおススメです。
安物ワインのイメージがある箱ワインですが、今では高品質なワインも発売しているので、ぜひ一度お試しください。
バック・イン・ボックスのメリット
ワインの場合は、真空パックに注ぎ口だけついた物を、専用の段ボールにいれて発売されているものをバック・イン・ボックス(Bag-in-Box: BIB)といいます。箱ワインとも言われ、容量は2L以上のものが主流です。
ワインを入れる内部の袋は、品質が向上し、ワインをよりよい状態で保存できるようになりました。
原理としては、しぼりたて生醤油などのボトルと同じようなものですので、酸化を抑えられます。
弊社の飲食店では1カ月ほど味の変化もなく提供できました。
他にも、同量のボトルと比べると、BIBのほうがリーズナブル、省スペースで置きやすい、ゴミ出しが楽で廃棄の煩わしさがない、といった点が挙げられます。
柴田屋onlineおすすめバック・イン・ボックス
まとめ
・飲み残したワインはペットボトルで簡単に保管ができる
・飲み残したスパークリングワインは専用のストッパーを使おう
・バックインボックスワインは美味しさそのままで保管できる
年末年始や、お祝いなど、人が集まるところに美味しいワインは欠かせませんね。記事を参考に、残ったワインも最後まで楽しんでくださいね。