ビールはココで作る!
毎日出来立てのビールの美味しさを堪能できちゃう
「街のビール屋さん」後編
みなさんこんにちは!もしくはこんばんは。
寒い時期にはハイアルコールなものを飲みたいビア子です。
ここ最近は雪が降ったりもしたり、風が冷たかったり…改めてとーーっても寒い!です。
年間で2月が一番寒いと思うのは私だけでしょうか?
こんな寒い時期はアルコール感が感じられるものを飲むのが私は季節を感じられる醍醐味なのかなと!
元々蒸留酒が好きで嗜んでおりましたので、その名残でしょうか…(因みに芋焼酎好きです♡)
ビールでしたらこの時期は断然!ベルギービール!!
最近余り飲んではいないのですが…今飲むなら、デリリウムトレメンス、トリペルカルメリート、パウエルクワック…辺りが飲みたいですね!
あと冬ならではを感じるならクリスマスビール。クリスマスは過ぎておりますが、このクリスマスビールは冬に飲むために仕込むビールなので寒い時期にぴったりです!
ちょっとマイナーなのですがスティルナハトというビールがクリスマスビールでは私は大好きです!
クリスマスの雰囲気ってなんか浮かれちゃいます♪日本は基本的には12月で完了しちゃいますが、海外では1月いっぱいぐらいまでクリスマスの所があるとか、ないとか…。(聞きかじった話ですみません。)
さて、そんな私の余談はさておき!今回はお店紹介、ビール工房さん後編!
張り切って参りましょうー♪
ビール工房 後編
前回のつづきから…
ビール工房さんのコンセプトを知り、興味が深まるビア子。
ビール!ビールが飲みた…いや失礼しました。ビール工房さんのビールについてもっと知りたい!どんなビールを造っているんだ?!15人の謎を秘めたビール醸造家集団を囲い込むビール工房。
謎に満ちている…これは徹底的に調べあげるしかない!
ビール工房さんの醸造家集団ラスボス藤川さんにご質問を伺うことに成功!
一部始終をご覧ください。
ブルワー紹介
ヘッドブルワー
藤川 貴之
1983年生まれ
A型
佐賀県出身
2012年入社
醸造歴 約8年
醸造回数 約450回
現在ビール工房新宿店でメイン醸造
ビア子インタビュー
ビア子(以下、ビ):それでは、最初に簡単な自己紹介お願い致します。
藤川:株式会社麦酒企画 ヘッドブルワー藤川貴之です。
ビ:クラフトビールを作ろうと思ったきっかけ。なぜビール工房さんだったのか教えて下さい。
藤川:元々大手のラガービールをよく飲んでいました。エールビールを知って種類の多さに感銘を受けてクラフトビールを作りたいと思いました。ビール工房が当時住んでいた場所から一番近かったので応募しました。
ビ:レシピを考える時のポイント。又は、どういう風に考えていますか?
藤川:飲んでみて美味しいなと感じたビールをネット等で調べて真似したり、これまで作ったビールのレシピから逆算してこういう感じになるかなとイメージして考えています。
ビ:料理とのマリアージュは考えて作ったりってしますか?
藤川:議題があればやりますが普段はフードありきでは考えていません。フライドポテトに合えば大体大丈夫です。
ビ:日本のクラフトビールと海外のビール、違いはあると思いますか?違いがあればどんな所が違いますか?
藤川:その国や土地に合った個性が出せるという点で違いがあると思います。なんでもありの自由さや柔軟性は共通しているように思います。
ビ:今後はどんなビールを作ってみたいですか?
藤川:今までエールメインで作っていたのでラガーをやってみたいです。
ビ:自分のビールはここを楽しんでもらいたい!又は知ってほしい!ご自身のビールの特徴を教えて下さい。
藤川:全体のバランスを考えて飲みやすくドリンカビリティの高いビールを作るようにしています。ラインナップでもバランスを意識しているので色々飲んで貰えると好みのスタイルが見つかると思います。
ビ:最近注目しているクラフトビールを教えて下さい。
藤川:毎年ビックリするようなビアスタイルが出てくるので新しいものは何でもです。
元ビール工房で働いていた人達が作るビールは気になります。
ビ:藤川ヘッドブルワーが考える『美味しいビールの定義』を教えて下さい。
藤川:嗜好品なので飲む人が美味しいと思えれば美味しいビールだと思います。
誰とどこでどう飲むかで変わるかもしれません。
ビ:ビールを作るときに他のブリューワーさんに相談したりしますか?又、気をつけていることなどありますか?
藤川:ビール工房は醸造家が沢山いるので相談します。作っていないアルバイトの人にも飲んだ感想を聞いて色々な意見を聞くようにしています。
ビ:樽で作るとき、ボトル(瓶)で作るとき、缶で作るときは作り方やレシピは違うんですか?
藤川:基本樽詰めなので今は同じです。今後、瓶・缶での提供も増える予定なので、流通させても美味しさをキープ出来るようレシピの変更も考えています。
ビ:作っている途中で「あー失敗しそう…」となった場合、修正はできるんですか?
藤川:程度にもよりますが手を打つのが早い程修正はしやすくなります。汚染してしまうと最初イメージしたビールとは全くの別物になってしまいます。
ビ:酵母と話ができるってウワサは本当ですか?
藤川:会話はできませんがこうした方が酵母が心地よく発酵してくれるかなというのは気にしながら作っています。(笑)
ビ: 自分にとって『クラフトビール』とはなんですか?
藤川:多様性があり向上心をもたせてくれるものです。
ビ:藤川ヘッドブルワーお忙しい中、沢山のご質問に答えて頂きありがとうございました!
それでは最後に…お待ちかねのビール紹介!
ご紹介したいビールは沢山あるのですが、今日は「サニーゴールド」を紹介させて頂こうかなと思います!
ビール紹介
こちらのビールスタイルはゴールデンエール。創業当初からあるビールでその時代その時代でレシピを改良してきた、ビール工房さんと共に時代を歩んできたビールとなります。
当初、濁りのあるタイプのビールで名前も「クリームエール」と呼ばれていました。
現在のサニーゴールドは澄んでいるクリアな黄金色となっており、今となっては同じビールと言われるのも想像できないものだそうです。改良していく過程でビールがクリアに澄んでいるものに変化していき名前を改名。現在の「サニーゴールド」となりました。まさに、ビール工房さんの思いと歴史が感じられるビールです!
気になる味わいは、苦みがなくクリーミー。すっきりしているタイプ。その為、最初の一杯目に是非飲みたいビールですね♪
創業者の能村さん曰く、「香りが華やかであること。苦味がある程度あって飲み飽きないビール」という味わいのビールになっております。うん。まさしくその味わいでした!
このサニーゴールドに合わせるマリアージュですが、藤川ヘッドブルワーのお話に合ったフライドポテトは間違いないです。それと、オレンジソースのかかったホタテのマリネ、唐揚げ、フィッシュ&チップス等がおすすめです。
ふむふむ…何でも合う万能タイプ!というわけですね!あー…飲みたい。
さて、前編後編でご紹介させて頂きましたビール工房さんのご紹介の会でしたがいかがでしたでしょうか?
現在はお店に足を運ぶのは中々難しい時期かとは思いますが、是非タイミングを見て立ち寄ってみて下さいね♪まずは、お家から近いお店さんから攻めて頂くのもありかもです。
因みに、今回ご紹介させて頂きました「サニーゴールド」。
同じレシピで「サンシャインゴールド」というビールを瓶で販売しております。
サンシャインゴールド
セット商品はこちら!
レシピは同じですがやはりそこはボトルとタップなので味わいは少々変わります。
気になった方はまずはボトルからその後お店でタップを飲んで違いを楽しんでみて下さいね。
それでは今回はこの辺で、また次回お会いしましょう!またねー!!
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