日本酒の一番美味しい季節到来、凝縮した秋から冬の味覚には、やっぱり「ひやおろし」や「秋あがり」が最高なんです!
ちなみに、ひやおろし(冷卸し)とは、春にしぼられたお酒を秋まで貯蔵し、出荷するお酒のことをいいます。
ひやおろしの語源
貯蔵のときに1度だけ火入れをし、2度の目の火入しない、つまり「ひや」の状態で貯蔵している
大樽からおろすため「ひやおろし」といいます。
秋上がりとひやおろしって違うの?
完全な生(火入れしない)ものと2度火入れしたものを、ひやおろしと同様に寝かせて出荷する場合の
おおまかな名称です。(厳密な定義ではありません)
“ひやおろし”のすごいところ
ひやおろしの特徴は?
春に出荷されるフレッシュかつあらあらしさの残るお酒も、秋まで熟成されるとまるみがでて、なめらかになり、グッと味わい深くなります。
ひやおろしは秋の味覚にぴったり!
適度に熟成がかかり、旨味が乗った酒質は、「一年でいちばん味覚が凝縮される」秋の食材と相性がバツグンなのです。
これだけ覚えて!ひやおろしの強み
時間経過により新酒が多く持ち、フルーティさの源でもあり揮発性の強い香りを放つ
酢酸イソアミルやカプロン酸エチルは徐々に減少します。
なんといっても程よい熟成により・・・
“まろやかさ”と“旨味”が表に出てきたこと!
蔵元によっては「日本酒の一番うまい季節」なんて意見もあるくらいです!
絶妙なバランスを是非、ご賞味ください!
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