クリンカー ブリック
古木から生まれる
格別なジンファンデル
ローダイでブドウ栽培を行って5代目のスティーヴとローリは、所有する土地とブドウの古木に対して、自らを執事のような存在とし情熱を注いでいます。彼らが設立したワイナリー名「クリンカー ブリック」は、焼きすぎたレンガ( Over-fired bricks)が地面に落ちる音( klink-ing)に由来し、そのレンガを使用して家とワイナリーが建てられました。
アルバリーニョの収穫風景
ワイナリー訪問記
日本では柴田屋だけの取り扱いとなります、カリフォルニア州のローダイに位置する 「クリンカーブリックワイナリー」です。「クリンカーブリック」とは、焼きすぎたレンガが地面に落ちる音に由来しているとのことで(奥深い由来が隠されているものですね) 、実際にお邪魔してみるとエントランスをはじめ、ワイナリー所々にレンガが使用されていました。
ここローダイの地で5代にわたってブドウを栽培しているスティーヴさんとローリさん、そしてお二人のお嬢さんでワイナリーの案内をしてくれたファラーさんからは、その土地と古木に対する情熱がビシビシと伝わってきました。
ワイナリーの見学に移ります。
街の中で一番古い施設とのことですが、醸造技術は最新を求めていると仰っていました。カリフォルニアという土地柄、やはりブドウはジンファンデル種がメインです。造りにおいては、樽はあえて旧樽を主に使い、香りがあまりつきすぎないことを意識しているそうです。
アメリカのジンファンデルといえば、果実味しっかり骨太タイプの赤ワインを想像しますが、スティーヴさん、ローリさんと直接話した時に感じたように、このお二人の人柄が反映されている優しい飲み口に仕上がっています。畑や樹齢違いで、同じ品種でもここまで違うのかと驚きも感じていただけるワインとなっています。また、肉料理とは最高のマリアージュをみせてくれますので、是非お店の料理との相性をお試しいただければと思います。
(2020年2月訪問)
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