新世代のワインメーカーが造る
カリフォルニアのテロワールを表現したワイン
2005年、カリフォルニア セントラルコーストのサンタ・リタ ヒルズAVAにリチャードと妻のテクラによって「アルマローザ」が設立されました。創業者のリチャード・サンフォードは、「セントラルコーストピノノワールのゴッドファーザー」と呼ばれるほどカリフォルニアワインの歴史において重要な人物です。
彼は40年前にフランスの最高のワインに匹敵するワインを造るという大きな夢をもってを持って、サンタ・イネスにやって来ました。サンタリタヒルズ(現在は正式に認定されたアメリカブドウ栽培地域)の可能性にいち早く注目し、ピノ・ノワールを最初に植えたパイオニアです。サンタ・リタ・ヒルズが世に注目を集めるきっかけを作ったのがまさに彼なのです。
ボスニアで生まれ育ったモリスは、サラエヴォ大学農学食品科学部で食品科学の学士号と修士号を取得しています。卒業後、モリスはサラエボ大学のワイン醸造学部に進んだ後、ワイン造りのキャリアをスタートさせました。
2017年にラボアシスタントとしてフリーフローワインチームに加わり、翌年にはラボスーパーバイザーに昇進、2019年にはQCマネージャーとして頭角を現しています。
サンタ リタ ヒルズのAVAは北側がPurisima山脈、南側がSanta Rosa山脈、その東西に走る谷間にSta Rita Hills AVAが有ります.
Alma Rosaの葡萄畑はSanta Rosa山脈側にあるのでそこの土地/テロワールを象徴すると言う意味でSanta Rosaの魂(=Alma)という名前が付けられました.またROSAばRose(薔薇)とも訳せるので薔薇の魂(Spirit of the Rose)とも言われます。
サン・タリタ ヒルズAVAはカリフォルニア セントラルコーストのサンタ・バーバラ カウンティに位置しています。
サンタ・バーバラの街の北の山脈を越え、太平洋に向かって流れ込むサンタ・イネズ川が刻んだ谷の海に近い下流域がサンタ・リタ ヒルズです。
カリフォルニア南部の他の地域と同様に雨の量が非常に少ない土地です。また、海から冷やされた空気が流れ込むことで霧が発生し、午後は涼しい海風が畑に吹きます。これは、リチャードが “refrigerated sunlight”(冷蔵日光)と呼んでいるものです。涼しい気候でブドウがより多くの時間を過ごすことをができます。さらに土壌は複雑で水はけが良く、サンタ・リタ ヒルズは世界でピノ・ノワールとシャルドネの栽培に最も適した場所の1つです。
カリフォルニアの太陽を浴びて育ったブドウはしっかり熟し果実味のしっかりとした力強さ持ちます。また冷涼な気候はワインにしっかりとした酸と活き活きとした味わいをもたらします。
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ワインを愛する兄弟が造り出す無農薬のバルバレスコ
イタリア高級ワインで有名なバルバレスコの産地であるピエモ ンテ・トレイゾ村にあるカシーナ・アルベルタは、家族経営の ワイナリーです。1927年より培ってきた農業のノウハウは、 1975年より始まったブドウ作りに活かされ、1979年、 バルバレスコの生産を認められました。ワインを愛する兄弟は、 それまでは使っていた殺虫剤や除草剤の使用をやめ、オーガニ ックへの転換を行っています。(2016年認定済、2019年リリースVTより表示)トリュフの収穫もできる林、様々 な果物が育つ果樹園と、自然の豊かさを存分に活かした土地で、 彼らは宿泊施設も営み、リラックスした時間を存分に楽しめる 総合的なホスピタリティを目指しています。 ランゲの土地は多様性の宝庫で、10mほどの距離でも地質が違 ったりと変化に富んでいます。この土壌から影響を受けること で、異なる特徴をもったブドウに仕上がります。
カッシーナアルベルタは、ピエモンテ州トレイゾ村で唯一オーガニック栽培のバルバレスコを造る生産者です。2019年VTからオーガニックの正式認証になりました。ブドウはモスカート以外は100%自社畑栽培です。バルバレスコで使うネッビオーロの畑はジャコーネという畑の区画で、日射しが痛いぐらい強く、土壌はとても乾いていました。太陽をたっぷり浴びている分、葡萄の凝縮度が強いのですが、甘味よりもタンニンが増すそうです。どの畑にも天然のミントがそこら中に生えていて、併設されたレストランのお料理に使われていました。雑草が生い茂る様は、さすが自然派という感じがしました。
造りにおいては100%手摘みし、ブドウが潰れないよう、小さな箱に少しずつ入れて破砕機にかけます。熟成は樽に触れる時間をなるべく少なくして、よりまろやかに仕上げる事をモットーとしています。したがって、力強いというよりは繊細でエレガントなワインだと感じました。葡萄を丁寧に扱う信念と、ワインへの愛情が強く感じられた訪問となりました。
ちなみに、ワイナリーは宿泊ができるようになっており、広大な敷地にはリッチなテラスもあり、そこからの眺めが素晴らしく、リゾート感満載でした。
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我々の最大の資産は自然である
‘‘本物のテロワールを感じ、環境に感謝したくなるワインを造りたい。‘‘
ワイルドネイチャー1974年より有機農法のパイオニアであり、ワインを通じてこの土地に対する敬意と労りを表現しています。
生物多様性のためにおよそ50年前に始めた取り組みは、ブドウの樹のために正しい環境バランスを与えるだけでなくワインにしっかりとテロワールが反映されています。
160ヘクタールのうち、ブドウ畑は80ヘクタール。木々に縁どられた川の流れ、草原、池、雑木林等と共に存在しているため自然と共存しており、活きた生態系の場だと言えます。エチケットにはヴェネツィアとヴェネトに位置する我々の所有敷地内で出会う事のできる動物たちをデザインしています。
ワイルドネイチャーのブドウはヴェネト州のヴェローナとヴェネツィアの2つの地域で造られています。
VALPOLICELLA – VERONA
北側に沿ってレッシーニ山脈と西側は美しいガルダ湖を見下ろすように形作られた土地です。ヴァルポリチェッラのリージョンは世界で高く評価されるワインを生産する有名な土地というだけでなく、数多くの動物の生息地でありや自然豊かな周辺を持った土地です。
VENICE MAINLAND – VENEZIA
ヴェネチア本土のラグーナ・ヴェーネタというドリア海北部の潟のひとつで、ヴェネト州の海岸沿いにある干潟近くの平野に位置しています。原生自然のオアシスで自然と野生動物の活気に満ちた土地です。このエリアは豊かな歴史と堆積土壌から形作られる特別な土壌があります。この土壌はワインに驚くほどのミネラルを与えます。
オーガニックワインは化学残留物を含まないワインのこと。それらはしっかりとした環境への配慮だけでなくあらゆる透明性のある方法によって作られます。結果として、それらがブドウの種の個性、土地や気候にテロワールの個性として反映されます。
ワイルドネイチャーのブドウ園で採用されている有機栽培は、生物多様性の発展に基づいており、農薬、農薬、除草剤、化学肥料の使用をしていません。自然と共存した畑造りを行うことで畑の周辺ではノウサギ、キツネ、キジ、アヒル、その他多くの種類の渡り鳥に出会うことができます。
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テロワールの気品と伝統を
表現したワイン
カサ モンテスはアルゼンチン国内で第2位の生産量を誇るサン・ フアン州に1992年設立、すばらしい品質のワインを低価格で作 るワイナリーとしてモンテス一家によって営まれています。サン・ フアン州はブドウの育成に適した地域のため、凝縮したアロマと十 分なアルコール度数、個性をもったワインが生まれます。ワインに 使われるブドウは全て自社畑で栽培されたもので、収穫は手摘みで 行われます。農薬は使っておらず、自然派です。
ワイナリーではアンデスの雪解け水を3300万ℓ貯水し灌漑に利用、醸造過程における最新技術の採用により自動化が進み、200万ℓの生産キャパシティーが生まれ、確かな品質の商品をより多く醸造することを可能にしています。
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出典:
https://www.decanter.com/wine/grape-varieties/pinotage/
南アフリカを代表する品種。1925年に、南アのブドウ栽培学第一人者だったペロード教授がピノ・ノワールとサンソーを交配し誕生させました。1959年ケープワインショーでピノタージュを使ったワインがチャンピオンになり、初めて世間に認識されました。
しかし、英国のマスターオブワインのグループ一行が南アフリカに訪れた際、ピノタージュはアセトン(除光液)のような不快な香りがすると批評。その後ピノタージュは畑から抜き去られ、新たに苗木が植えられることはありませんでした。
その中で、忠誠を誓ったほんの一握りの栽培家がピノタージュを造り続けていました。ふたたび脚光を浴びたのは、その約10年後ダイナースクラブが主催するワインメーカー・オブ・ザ・イヤー選定会でマスコミが興味を示し、ピノタージュに注目が集まりました。
1970年代後半、南アフリカでは赤ワインの生産量が多すぎて売れなかったうえ、自国に対するボイコットにより、ワインの輸出も許可されていませんでした。そのような絶望的な状況の中、デルハイムはピノタージュを使ってロゼを作ろうと考えました。ワイナリーには、たまたまロゼワインの醸造技術を持ったドイツ人ワインメーカーがいたことで実現可能に。
1976年に初めて醸造した糖度24gの甘いロゼが大ヒット。その後、輸出市場へワインを拡大することが許されたので、甘さを抑え、色も淡くなるように造られました。 今やロゼワインの市場は、女性が飲むものというイメージから男性も楽しむものに変わりました。
ピノタージュ・ロゼも南アフリカで最高のワインの一つとして評価されており、一年中飲まれています。
デル夫妻が所有していた農場は元々、果物や野菜を育てていましたが、1940年代後半にワインを造る為のブドウ栽培と製造を行う場となりました。
ハイム(Heim)とはドイツ語で家という意味です。
オーナーの甥であるマイケル・スパッツ・スペルリングが1951年以降、南アフリカワイン業界初のワインを数多く世に送り出し、一躍有名になりました。現在、ワインメーカーを務めるのは、トップワイナリーでの経験を持つロイロフ・ロトリエです。
家族経営のビジネスを維持することは常に挑戦ですが、82年目を迎え、次の100年を目指しています。社会貢献事業にも取り組んでおり、農場に住んでいるファームワーカーと子供の教育のために、保育所やアフタースクール・クラブを設けています。
デルハイムは、ケープタウンの東50kmにあるサイモンズバーグ・ステレンボッシュのワイン産地に位置しています。ワイナリーが持つ116haのブドウ畑は、急斜面と、そこから3km西にある地域の山の低地(海抜150~450m)にあります。サイモンズバーグは、数百万年前に山から流れ落ちた花崗岩が分解されできた、世界でも珍しい土壌です。水は下層の粘土に溜まり、ブドウの木の根を支え、冷やす働きをします。気候は地中海性気候で、冬は雨が多く夏は太陽が降り注ぎます。夏は南東から、冬は北西からの風にさらされることが、このテロワール(土地の個性)の特異性を高めています。
100haのブドウ畑は2つの農園で構成されており、最高の状態でブドウが育つように変化を与えています。ブドウ畑に新しく導入した水の管理方法は、必要以上の水を与えないようにすることができます。サイモンズバーグの土壌と冷涼な斜面は、海抜450mに位置するシャルドネの畑に最もよく反映されています。
完璧に熟した状態のブドウすべてを手摘みで収穫し、セラーに運びます。また、単一畑ごとに収穫を行ったブドウは、特別に手をかけたワインを造るのに使用します。シャルドネとシュナン・ブランは自然発酵だけでなく、いくつかのイーストを使用して発酵させます。発酵と熟成は、樽とコンクリートのエッグタンクを使います(樽はフレンチオークの小樽のみを使用)。ブドウの果実味を活かすためにエレガントなスタイルで造られ、軽く樽をかける事で複雑味を得ています。
シャトー・ド・ロウブラード
エレガント&ハイコスパな
ボルドーワイン!
アッサンブラージュが生み出す
繊細さと品性
1734年よりフランスのボルドー・アントゥルドゥーメール地区にルーツを持つロブレ家。1974年、ジャン・ピエール・ロブレ氏によりワイナリーが設立されました。現在は息子のクリストフさんが、妻で農業の専門家でもあるアンドレアさんと共に、これまでの伝統と最先端のボルドーの醸造技術を融合させたワイン造りを行っています。
ワイナリー訪問記
VISIT
ボルドーにあるCHATEAU AUBRADE(シャトー・ド・ロウブラード)。緑の森とブドウ畑が広がるとても美しい田舎の風景が広がる土地に代々続く、家族経営のワイナリーです。
LUNCH
到着後は、当主クリストフさんのお母様の家庭料理で私たちをもてなしてくださいました。羊の煮込みやキッシュ、煮込んだそら豆や手作りジャム、畑でとれたトマトやブドウなどなど、手作りのお料理がテーブルに並び、ロウブラードのワインを1つ1つ試飲しながらの素晴らしいランチとなりました。
ワインを飲みながらフランスのおふくろの味を堪能
HARVEST
食事の後は畑を見学に。たくさんの木々による光合成から排出される酸素が、この土地のブドウにとても良い影響を与えているのだそうです。伺ったときはまさにヴァンダンジュ(収穫)の最中で、私達一行も収穫する車に乗せてもらい、滅多にない体験とみな大興奮!ブドウの最適な収穫時期にすぐに対応できるよう、ここでは機械を使用しているそうです。
WINERY
そしてワイナリー見学へ。ロウブラードの赤ワインには新樽、1年樽、2年樽を使ったキュヴェをアッサンブラージュ(ブレンド)して複雑性を持たせているそうなのですが、その樽ごとの違いを、直接、樽から試飲をさせていただきました。また発酵途中のワインをセパージュ(品種)ごとにテイスティングし、アロマティックな香りや繊細性、ボリューム感の違いのこだわりを伺いました。
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この上なく饒舌に美味しさを
語ってくれるワイン
HABLAのワインは全て唯一無二。テロワールの特徴を偽ることなく 表しています。ワイン造りの過程において、またブドウの生育や環 境によって最適を求めるからこそ、HABLAは各々のナンバーが名前 になっています。それ故限定品となり、同じものは二度と造られません。
※ブランドコンセプトにより毎年セパージュ(使っているブドウ品種、またその使用割合)が変わります。ご了承ください。
200haに及ぶ管理された異なる区画のブドウから、最新技術を駆使 し心を込めてワインが造られます。オーガニックワインにおいては、 畑を見極め、土壌を見極めたうえでその土地に合ったブドウ品種を 栽培。醸造には最新鋭のテクノロジーを駆使、流通経路も完全に管理しています。
アブラでは輸出マネージャーのペドロさんに迎えていただき、スペインの有名な建築家の設計した、広くて近代的な醸造所兼オフィスを案内してもらいました。
畑は広さ200haに及び、6種類の黒ブドウと1種類の白ブドウを栽培しています。スペイン以外にフランスのシャンパーニュとコート・ド・プロヴァンスに畑を所有していますが、ここトルヒーリョが最大なのだそうです。広大で近代的な醸造所も見学させていただき、アブラの洗練されたオーガニックワインが、こんなに大きな設備で造られている事に感動致しました。
隣接するお城の様な社長宅で、ご自慢の馬を見せていただいた後、庭で馬を眺めながら飲むシャンパーニュは格別でした。この環境が、伝統的で洗練されたワインを生むのだと感じました。
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マーケティングがもたらす
ポルトガルワインの新しい価値
ワイン ウィズ スピリット(WWS)は、ワインと感情の結びつきを大切に、ワイン業界に新しい視点をもたらす革新的なワインメーカー。 伝統あるワイナリーの息子であるJoao Pedro Montesは、ビジネスの知 識を活かし、新たなアプローチでワインを世界に送り出すWWSをスター トさせました。特に市場調査に注力し、様々なニーズに合わせてポルト ガルの土着品種を中心にブレンドしたワインを造り出しています。
リスボンの空港に着くと、WWSの社長のジョアオさんとCFOのクララさんが迎えに来てくださいました。テンプル騎士団によって造られた、トマールにあるお城のような修道院を見学したのち、近くにあるWWSの畑・ワイナリーを見学しました。
ポルトガルは地ブドウを大事にしてきた歴史があり、今でも国全体で250種類がワイン造りに使われていて、これはイタリアやスペインの数をも凌ぐそうです。また、北部から南部と全く異なる気候や土壌があり、それぞれの畑の環境に合ったブドウが植えられます。各テロワールの個性と品種の個性が混ざり合い、様々な種類の美味しいブドウが生み出されることがわかりました。(WWSもポルトガル全土の各地域・畑で沢山の種類のブドウを造っています)畑の温度は冬はマイナスになり、夏場は45度にもなるそうです。この日も30度近くあり、日差しの強さを感じました。
灌漑設備は不要で、自然の雨・環境を大事にされています。農薬の使用量は最低限。ブドウの木の根は栄養を求めてハングリーに地下に伸びて行き、その深さは十数メートルにも達するそうです。
ワインの熟成にはフレンチオークを9割以上使用します。アメリカンオークよりコストは高いそうですが、繊細でエレガントな味わいを大事にしているのでフレンチオークを中心に使って熟成します。
単一品種のワインも一部造られますが、ポルトガルは品種をブレンドして造ることを個性としてきたワイン文化です。WWSではワインメーカーのペドロとマルコの2人によってブレンドされるのですが、ただ美味しいワインを目指して造るだけではありません。このワインが飲まれるシチュエーションを思い浮かべ、その場・その人たちにとっての最高の1本・各々の国のニーズに合うワインを目指して行われるのです。(ちなみに、アジア圏では「色」が重要なファクターになると考えているそうです。)そのこだわりはすさまじく、出来たワインは必ずワイン評論家やソムリエに試飲してもらい、さらにはレストランや一般家庭で、実際に飲むシチュエーションで試飲してもらい、1,000人のアンケートを経て試行錯誤され、究極の1本が毎年完成されるのだそうです。
「ミート&ミート」や「シーフード&カンパニー(仲間)」など、まさにWWSのワインは、仲間とワイワイ食事をしながら、その場をこのワインで最高の時間にして欲しいという、ジョアオさんをはじめ皆さんの熱い想いがぎっしり詰まったワインなんだなぁと感じることが出来ました。
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フリウリの土着品種の魅力を伝えるワイン
「トゥネッラ」はイタリア・フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州 に位置する1986年創立の家族経営ワイナリー。 土地に古くから根付く土着品種(リボッラ・ジャッラ、スキオッペティーノ等)を主に取り扱っています。フリウリ特有の土壌「ポンカ」で育つブドウから造られるワインは、しっかりとした骨格とミネラルが魅力で、世界中でその素晴らしさが認知されています。国際的な受賞歴:フリウリのTOP4ワイナリーにランクイン/ワインスペクター
いずれのワインもお客様にご案内する前に、味わいや造りについて社内勉強会を開き、情報を共有しています。なかでも生産者の来日は商品をより深く知ることができる絶好のチャンス!その場で疑問に思ったことを質問できるので、いっそう理解がすすみます。
エクスポートマネージャー・シモーネさんに、ワイナリーのこと、食材や料理とのペアリングについてしっかり教えていただきました。
テロワール
フリウリの東向きの丘は、世界中の白ワイン産地の中で最も適している場所のひとつ。「ポンカ」というこの土地特有の土壌が、ラ・トゥネッラの特長であるしっかりした骨格とミネラル感を作り出しています。
家族経営
3世代続くワインメーカー。ワイン造りの歴史は1970年代にさかのぼります。設立は1986年からで、今ではイタリア国内北から南までその名が知られています。
品質へのこだわり
段々畑でも機械は使わず、剪定や収穫など全て人の手で行われます。コマーシャルやメディアといった広告よりも、畑や醸造所の改善に投資をあてています。
モッツアレラ(フレッシュタイプ)
土着の白ブドウ「リボッラジャッラ」がベストマッチ。シンプルな素材や繊細な味わいの魚に合うため、寿司との組み合わせもおすすめ。シモーネさん曰く、和の柑橘類の酸味によく合うので、和食にもあわせてほしいとのこと。
パルミジャーノ(ハードタイプ)
「ソーヴィニヨン・ブラン」との相性を試してほしいです。他にも複雑な味付けのソースやしっかりとした味付けのシーフードと併せて。
生ハム
「ピノ・グリ」「フリウラーノ」が合います。特に、フリウラーノは白身の肉全般に合わせやすいです。
白5種、赤3種をそれぞれの特徴を掴みながら試飲を行いましたが、なかでもトゥネッラが造る白は、チーズや生ハムといった風味の強い食材にも負けない、骨格のしっかりしたタイプであることを改めて感じることができました。
イタリア料理だけでなく和食など様々なジャンルとペアリングが可能なワインですので、ぜひ一度貴店との料理の相性をお試しください!
出典:https___www.iberico.co.jp_hpgen_HPB_entries_65.html
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VINITALY で“ベスト
ワイナリー イン イタリー”に選出!
イタリアでも特に人の手が加わっていない、アブルッツォ州北部に位置するマイェッラ国立公園と隣りあったカンティーナ・オルソーニャは、イタリアで一番大きなオーガニック・ビオディナミを実施する農園です。そこでは、600人のパートナーが1000ヘクタール以上もある広大な地で上質な農業を営んでいます。2012年、Vinitaly で“ベスト ワイナリー イン イタリー”に選ばれた同ワイナリーが、“高品質”への努力の結晶と呼ぶビオディナミワインのシリーズが「ルナリア」です。
「ルナリア」のワインは古くから伝わる方法で栓をしています。近隣コミュニティーとの交流の一環として、ワイナリーの近くにある農園“ババル”で身体・精神障害を持った子供たちのグループ“The Sun”が、このワインの栓を紐で結ぶ作業を手伝っています。
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アマストゥオーラ
注目の地プーリア州のオーガニックワイナリー
工業製品会社が
立ち上げたワイナリー
塗装、木製シャッターなどの製品で成長してきたキカウ・グループ。ジュゼッペ・モンタナーロを中心に、息子や娘、仲間たちと始めた醸造プロジェクトがアマストゥオーラです。同ワイナリーの農場は、15世紀プーリア州の王子が所有してから現在に至るまで、様々な名家によって所有されてきた農場です。荒れた土地だったものを再生、美しい風景から生まれる気品あるワインです。
世界中のメディアが注目する
ブドウ畑
世界的に著名なスペインの造園家フェルナンド・カルンチョ氏がプロデュースした、波のようなうねりのある美しい景観のブドウ畑は、ニューヨーク・タイムズ紙でも取りあげられるほど。日本でも、産業大臣が“変革の波”と賞しました。全体で100haの畑全域がオーガニック栽培です。
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イタリアの評価誌「ガンベロ・ロッソ」高評価ワイナリー
「テヌーテ デル チェッロ」は、ヨーロッパで最大級の保険会社ユニポールグループが運営するワイン会社です。イタリアのワイン産地において重要な場所である、トスカーナ州とウンブリア州の5つの地区にまたがりワイナリーを所有しています。(ファットリア デル チェッロ/テヌータ ディ モンテコローナ/モンテルフォリ/ラ ポデリーナ/コルペトローネ)
「100% Made in Italy」認証:製品が全てイタリア国内で生産・管理されていることを保証。「slow BREWING」認定:イタリアビール700種の中で初の認定を獲得。
「VEGAN OK」:ビーガンビール認証を取得した手作りミニビール製造業者第1号。
ブドウの栽培は、化学肥料や農薬の使用を最低限に抑えています。
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CANTINA PROGETTIDIVINI
カンティーナ プロジェッティディヴィーニ
伝統とモダンを持ち合わせたワイナリー
黄金のセラー
2008年からカンティーナ プロジェッティディヴィーニが拠点を置く、ブランドリーニ ダッダ邸は、かつて1900年初頭にソーリゴ地方に定住した名家が所有していたもの。そこから経営者マシエロ家のアイディアにより、ハイクオリティなワインを世に送りだしています。
綿密なプロジェクトが生む完璧な味わい
スパークリングワインをタイプ別に分け、ブドウ畑の管理や栽培、収穫、 そして最終工程である瓶詰までをコントロール。定期的なテイスティン グも欠かしません。私たち「カンティーナ プロジェッティディヴィーニ」 の定義は、会社のトレードマークの中心に描かれている、なによりも重要な 要素“ブドウ”です。
ワイナリー訪問記
ヴェネト州・ソーリゴという、プロセッコの中でも元祖と言われている歴史ある地域の造り手です。ワイナリーはレストランが併設され、すぐ隣の自社畑には、グレラが整った畑に綺麗に青々と実っていました。
醸造施設はコンパクトでシンプルな製造ラインですが、さまざまな種類のプロセッコの熟成期間を細かく管理していました。既存の商品は青リンゴや蜜のようなほのかな甘さが特長ですが、最近エノロゴ(醸造責任者)の方が変わり、新しくドサージュ(加糖)ゼロや赤ワインの製造にも力を入れています。新たなチャレンジをしようとしている、とても向上心の強い造り手だと感じました。
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黄金のセラー
2008年からカンティーナ プロジェッティディヴィーニが拠点を置く、ブランドリーニ ダッダ邸は、かつて1900年初頭にソーリゴ地方に定住した名家が所有していたもの。そこから経営者マシエロ家のアイディアにより、ハイクオリティなワインを世に送りだしています。
綿密なプロジェクトが生む完璧な味わい
スパークリングワインをタイプ別に分け、ブドウ畑の管理や栽培、収穫、 そして最終工程である瓶詰までをコントロール。定期的なテイスティン グも欠かしません。私たち「カンティーナ プロジェッティディヴィーニ」 の定義は、会社のトレードマークの中心に描かれている、なによりも重要な 要素“ブドウ”です。
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32(トレンタ ドゥエ)ヴィア デイ ビッライ
ミラノセレブ御用達!
イタリアン・クラフトビール
各分野のエキスパートにより設立
2006年6月、イタリア・ヴェネト州にビール職人、エンジニア、営業・販売のプロ3人により設立。
保障された品質の高さ
「100% Made in Italy」認証:製品が全てイタリア国内で生産・管理されていることを保証。「slow BREWING」認定:イタリアビール700種の中で初の認定を獲得。
「VEGAN OK」:ビーガンビール認証を取得した手作りミニビール製造業者第1号。
こだわりと個性
ボトルやグラフィックの選択、料理とのマリアージュを提案、販売するショップの厳選。「ビール」という言葉を、これまでのコンセプトから一新するのが「32 Via dei birrai 」です。
一目でわかる!8つの味わいチャート
苦 味
ホップ由来。苦みが強くなるほど味が濃いもの、スパイシーな料理、脂っこいものに合います。
ボディ
麦芽由来。軽やかなものは揚げ物やライトで素材を生かした料理に、しっかりタイプは肉やチーズ、デザートにも合います。
フレーバーの特徴
ワイナリー訪問記
ヴェネト州、トレヴィーゾにある小規模ブルワリーとしては初のヴィーガン認証を持つ、こだわりの強いクラフトビールの生産者です。少しでも製造工程を間違うと取り返しのつかない事になるので、温度管理やボトリングのタイミングは細心の注意を払っています。
750mlじゃないと、瓶熟成の工程で納得のいく味わいにならないそうです。スローブルーイングというドイツの認証を取得しており32ビールは本当に高品質なのだとたくさんアピールをしていただきました。
印象的だったのが、日本で飲むネブラと現地のネブラの味が全く違ったことです。現地のネブラはパッションフルーツのようなフレッシュでフルーティな味がしました。造り手のロレーヌさんいわく、ネブラは瓶につめてから11ヶ月ぐらい寝かせると本来のキャラメル風味になるそうです。
ヴェネチア近郊のアウトレットに32ビールのショップがあり、お店のデザインや商品の置き方、魅せ方のセンスの良さに刺激を受けました。ビールに対する熱意が強く、製造工程から瓶詰め、マーケティングまで、細部までこだわっている素晴らしい信念をお持ちの生産者でした。
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